-
山本さんが担当する6畳和室のコンセプトは、“明るい山小屋”に。「照明から溢れる光とそれが作り出す影。暮らしを彩る様々な小物たち。全てが重なりあうことで、明るく賑やかなあたたかみのあるお部屋にしたいです」とのこと。モノづくりが好きで、趣味でDIYもすると語る山本さんのアイデアにも注目です。
“山小屋”のコンセプト通り、素材の色や質感を楽しめる、味のあるインテリアや雑貨を、ひとつひとつ丁寧に吟味しながらセレクトする山本さん。和室独特のレトロでかわいらしい雰囲気を生かしたコーディネートとなりそうです。「どうしても欲しかったんです!」というハンモックをはじめ、「ついつい集めてしまう」と語るファブリック類、ヴィンテージのチェアやスツール、ホーローのペンダントライトetc…。どこかノスタルジックな空気をまとったアイテムがそろっていきます。また「窓際に置くテーブルはサイズもあわせたいし、自分で作っちゃおうかな?」と、DIY好きらしい、心強いコメントも。
まずは宣言通りDIYのテーブルを仮組み。慣れた様子でテキパキ作業する山本さんに、サポートに入ったLONDOメンバーも驚くほどでした。仕上げはオイルステインを塗り、木目に深みを出してお部屋になじませます。家具の搬入当日も、余った布を即興でパッチワークにして収納の目隠しにしたり、写真集を切り抜いてポストカードと一緒に壁を飾ったりと自由自在にお部屋を作り上げていく山本さん。押入れのふすまを外して作ったデスクは、あえて天井からペンダントライトを吊るして“山小屋”の世界観を演出するなど、真似したくなるようなアイデアがいっぱいの、山本さんらしいお部屋となりました。
企画が始動してから、コツコツと準備を進めましたが、思い描いていたイメージどおりの部屋にできました。というか本当に私が住んでいる部屋みたいです(笑)。家具も雑貨も、私好みのものばかり選んだので、愛着がわいてしまいました。心が落ち着くような、あたたかさを感じるお部屋になったと思います。
完成したお部屋は最終回(6/25)で4組一気に公開予定。どうぞお楽しみに!