
昨年12月中旬、吉本の若手の注目株「しずる」が待望の単独DVD「しずる POWER×POWER DVD」を発売。同名の単独ライブツアーの勢いをそのままに、DVD収録ライブを敢行!そんなお二人が福岡にやってくると聞きつけ、なんとAFRO FUKUOKA編集部員が単独インタビューを決行し、玄界灘よりも厳しいお笑い業界を生き抜く「しずる」に、DVDのこと、お笑いのこと、福岡のことなどを伺ってきました!
■「しずる」初の単独DVDですが、今回のネタをセレクトしたポイントは?
村上:古めのネタをDVDに残そうと思っていたんですけど、ツアーで回っていると
その辺のネタはみんな知ってるので、この1〜2年で出来たネタを選びました。
テレビでやらないようなやつを、というコンセプトです。
「しずる」に対して、何かしらイメージを持ってくれていたとしたら、
それとはまた違うものを見せれたらなと。
■今、ネタは何本くらいあるのですか?
村上:捨てネタもありますからね〜(笑)
池田:多分...100は行ってると思いますけどね。
村上:うん、作った数で言ったら100は優に超えてると思います。
ただ、ほぼダメな奴ですね(笑)
今回のDVDのネタは、去年とか今年の単独ライブでやったネタを集めて、
"今"やっておきたい、出しておきたい、リアルタイムな「しずる」を詰め込んだ感じです。
■ネタ作りはどちらがされるのですか?
村上:各々ですね。ほぼ8〜9割が、お互い書いてきたものを合わせながら手直しする感じです。
持ち寄ったネタを練り上げていくスタイルが多いです。
■ネタ作りのインスピレーションは?
池田:僕は映画とかゲームが好きなので、そこから。
例えばFPS(ファーストパーソンシューティング)という、一人で敵陣に乗り込んでいく
戦争モノとかをよくやっていて。ちょっと皮肉っぽいセリフ回しだったり、
アメリカンジョークだったり、アメリカ人って言い回しがかっこいいじゃないですか。
そういうのはネタとして使いたくなっちゃいます。憧れがあるんですよね(笑)。
■映画ではどういうものが?
池田:影響された作品だったら、「フルメタル・ジャケット」っていう映画が好きです。
これも戦争モノなんですけど(笑)。軍人って、相手を小馬鹿にするような
言い方するじゃないですか。遠回しに「お前、何州出身なんだ?どおりで○○だぜ」みたいな(笑)。
■DVDの収録コントは、テレビで拝見する「しずる」のコントよりもブラックな要素や、シュールなシチュエーションのものが多かった印象ですが、もともとそういうジャンルがお好きなんですか?
村上:芸人始めたころは、暗いのがいいんだみたいなシンプルな思いがあったんです。
まあ尖ってたんでしょうけど(笑)。それがテレビとかに出るようになって、少し丸みを帯びてきて「テレビに出るときはこうしたらいいのか」とかの気づきもあって。
まあ、あんまり意識してる訳ではないんですけど、テレビで出来ない好きなスタイルのものが
DVDに入っている感じです。だから、これが本来やりたいとかでもなくて、テレビはテレビの仕様で、テレビで出せないコントは、その仕様で演出した方が完成度も高くなるんです。
音響だったり照明使ったりっていうのはテレビだとなかなか難しくて。
やっぱり環境でイメージは全然変わりますしね。
DVDで見るのと、生で見るのも結構違いますから(笑)
池田:凝った演出のものって、なかなかテレビでは出来ないですもんね。
正直僕らにそんなにお金や時間もかけづらいと思うんですよ(笑)。
村上:でも、舞台でやってることをそのままDVDにしちゃうことで、
まだ舞台を見たことない人とか、僕らのことをあまり知らない人たちが持っている
「しずる」のイメージが良い意味で覆って、一人でも多くの方に興味を持って頂けたら嬉しいですね。
池田:DVDを見て、以前好きだった人も戻って来て頂けたら嬉しいですね。
何がきっかけで来られなくなったのか分からないんですけど(笑)。
村上:今は品川・京橋と劇場もつぶれてますからね。かなり厳しい時代ですけど踏ん張りどころ。その中で僕らは変わらず舞台をやって行くだけです。その延長線上でDVDも、ですね。
■憧れてる芸人さん、ライバル視している芸人さんは?
村上:ライバル...同世代はほとんどそうです。どうしても比較されるので。
その分ネタにさせてもらってもいますけどね。あんまりテレビに出てない同期とかもいるんですが、みんな面白いし、チャンス次第なところはありますから。
強いて名前を挙げるなら「ジャルジャル」「フルーツポンチ」はよくネタに使わせてもらってます。
結構間違われるんで逆手に取ってます。そう思われてるのはマイナスでもあるんですけど、逆に利用しちゃいます。プライベートでも仲良いですしね。
池田:僕は、芸人では無いんですけど、ユースケ・サンタマリアさんはすごいなと思ってます。
いち視聴者目線からなんですが、どんなお仕事もなんなく、面白くこなして行く感じに憧れがあります。仕事を楽しんで出来てそうですよね。
村上:僕も結構上の人ですけど、高田純次さんとか関根勤さんのスタイルは憧れますね。
日常のそのままの感じでテレビに出てたり、仕事出来てたり。そういうのは憧れがあります。
そうなったら強いし、そうあるべきなんだろうなって思います。
■特典映像がかなり充実していて、コント本編くらいのボリュームがあって笑ってしまいました。こちらでは池田さんが結構好き放題やっているイメージでしたが、企画は池田さんが?
池田:特典で70分くらい?
村上:本編を超えるくらい長いです(笑)。
池田:ほんと好きにやらせてもらいました。B面という感じで(笑)
A面のライブの方は10本入って70分なのに、B面は3本で超えますからね〜(笑)。
好き勝手やらせてもらいました。「草津・軽井沢ツアー」では村上にも迷惑かけましたし(笑)。
「池田vs 4台のカメラ」も、出来あがりを見たんですけど、こんなことしたかな?っていうくらい訳わかんない動きしてて。予想できない動きをしてた自分が怖いです。
■副音声ではお二人のお母様が登場されてますが?
池田:これもある意味特典と(笑)。
村上:テレビに出てもらったりとか、ちょこちょこしてますね。
池田:結構関係ないこと喋ってましたもんね。聴いてもらったら分かりますけど(笑)
村上:うちの母親と池田はね。何回か、泊まりにきた時に会ってるんですよ。
池田:そうそう、お母さんがワンピースの下着で...
村上:下着じゃねーよ、どう考えても!パジャマ、パジャマですよ!
池田:その下着姿のお母さんの足の裏をマッサージしたりとか。まあ〜足の裏が固くて。
たくさん働いてるからなのか、石みたいなんですよ。僕もマッサージしながら、村上の母親の足の裏を柔らかくするためにも「頑張んなきゃな」って思いましたね(笑)。
■福岡の印象を教えてください。
村上:福岡にはちょこちょこ来てる感じですね。ライブが多いです。学祭とか営業とか。
昨日も九州大学の学祭だったんですよ。
池田:キレイなキャンパスだったなー。
村上:やっぱり地方の泊まりってテンションが上がるんですけど、
三本の指に入る...一位の可能性もあるくらい、福岡はいいですね〜!ご飯が本当に旨い。
池田:福岡好きなんですよね〜こいつ。
村上:泊まりじゃないときも、次の日が早くなければ泊まりに変えてもらったり。
昨日は何を食べても旨いっていう話を聞いて「さだ之輔」というお店に行きました。
いや〜旨かったですね〜!
池田:僕はちょっとパチンコに...ホテルから30秒くらいのところで、2箱出させて頂きました(笑)
ほんとにお世話になりました。
村上:ほんとに池田の人生のうちの、福岡にいる時間をもらいたいくらいです(笑)。
お互いのメリットが合ってますからね。東京帰ってもパチンコ打ってんですから。
「東京はよく出る」とかなんとか言って(笑)。
池田:なんなら東京にもある台を打ちましたから。
正直、村上と代わってあげられたら、どんだけ楽しく過ごすんだろう?とは思うんですけど、
そこは僕の"博多"なんで。存分にパチンコに打ち込んでやりました(笑)。
■では最後に、AFRO FUKUOKAの読者のみなさんへ一言いただけますか?
村上:かなりおしゃれなサイトと伺っているので、読者の方もおしゃれな方が多いと思います。
今回のDVDのパッケージは友達のデザイナーに頼んでアメコミ風のグラフィックを書いてもらったので、中身は見なくてもいいから、おしゃれなインテリアとして是非。気が向いたら見て下さい。
あと、福岡でエハラ マサヒロさんがやってる、おしゃれなTV番組があるみたいなんですけど、
エハラさんはどう見てもおしゃれじゃないですから、僕らが乗っ取れるように応援頂けたら嬉しいです(笑)。それはおしゃれなAFRO FUKUOKAのみなさんにかかってますので!
池田:福岡でも「しずる」をよろしくお願いします!
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終始気さくにインタビューに対応して下さった「しずる」のお二人。
あの手この手を繰り出し、練りに練られたネタはテレビでは見られないものばかり。
舞台のライブ感を凝縮した"今"の「しずる」を堪能するには持ってこいのコント集!
コント師・しずると呼ばれる所以を、あなたもこのDVDで目の当たりにすること間違い無しです!

発売中
「しずる POWER×POWER DVD」
価格:税込¥3,990
収録時間:本編74分+特典映像70分
©2011吉本興業
http://www.randc.jp
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《Information》
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