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2009.05 テーマ:「リニューアル」から生まれるもの

From:吉嗣 直恭 To:藤戸 剛

様々なスポーツを日常的に楽しまれている藤戸さん。
スポーツを通して、どんな「リニューアル」を体感されていますか?
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藤戸 剛さん
Directors
代表取締役


Directors
福岡市中央区長浜2-4
新長浜ビル128
TEL 092-751-5511

僕の職業はデザイナーです。
30歳を過ぎたあたりから「自分の職業を自信を持って言えなくてはだめだ」という先輩の言葉を気にしはじめたのですが、これは、33歳になった去年あたりからやっとすっと口から出るようになった言葉です。こう言うと誤解されるかもしれませんが、デザインの勉強をやってきた事はありません。大学もいわゆる文系。机の前に座ってウンウン考えてアイディアがわいてくる事は、僕にとってはまず無いです。それよりもフィジカルに訴えてくる情報の方を優先します。うまく説明出来ないですが、そういうタイプです。

さてこのコラムのテーマ「リニューアル」ですが、辞書で調べてみれば「新しくすること、更新、回復、取替え」とあります。こと日本では「装いを新たにする」という意味で使うことが多いですね。店舗であれば改装するとかが一番ピンとくるイメージでしょう。ここでは中川君も書いていたように気分転換という意味でとらえていきたいと思います。

僕の気分転換は「スポーツ」です。
これは僕がまだ幼少期に佐世保の実家で遊んでいた頃、遊びといえば釣りかサッカーしかなかった頃からなのでもう体が覚えてしまっています。つい最近終わった2009年秋冬展の準備で煮詰まっていたときも、スポーツが僕の弱い精神を開放してくれました。深夜に一人で黙々とやるスポーツというのもなかなか少ないのですが、それでもやろうと思えば何でも出来ます。
よく「スポーツをしていると頭の中が仕事のことを考えないで、一度リセット出来るから良い」とか聞きますが僕の場合はちょっと違うようです。スポーツをしている時にこそアイディアが浮かぶこの方が多いのです。最近はFutsalにはまっているのですが、ゲームにスピード感が出てくると考えて動いているだけでは間に合わない、遅すぎるんですね。とにかく考えてなくても体が反応する事がとても大事で、その為に日々鍛錬に励むのだと思います。そして無心で放ったシュートほど美しく、クリエイティブなプレーはありません。



冒頭でも言いましたが、僕はデスクの上ではまるで駄目で、せっかくのPCも、ただ画面をボ~っと眺められるだけのものとなり、もはや無用の長物です。もちろんPCなんてアイディアを具現化する為のツールでしかないので当然そうなるのですが、特に体を動かしている時の頭の方が物づくりに向かっているようです。脳みそが筋肉でできているのかもしれません。

(誰でもある事だとと思いますが)まっすぐに物事を考えていくことも勿論大事ですが、時に一つ引いた所で見てみることも必要な気がします。
こんな世の中だからこそ、自分の身体をもっと信じていたい。自分の身体だけが本当に素直に反応してくれる唯一の外部だと思うからです。そしてその身近な外部の事をもっと良く知る事がこれからは特に大事で、そのあとに着飾る為の洋服があるのではないでしょうか?

僕らが作っているジーンズは体をうまく覆い隠す為よりも、より良く見せる事の出来るような洋服でありたいと思います。

From:藤戸 剛
毎日たくさんのお客さんをキレイにする宮本さん。
視野を広げるためにどうやって自分を「リニューアル」していますか?

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