
2009.05 テーマ:「リニューアル」から生まれるもの
From:AFRO福岡 To:中川 直樹
今月のテーマは「リニューアル」ですが、たとえば日常的に気分を変えたいとき。
中川さんはどんな方法で気分を変えていますか?
中川 直樹さん
BROWN'S
代表
BROWN'S
福岡市中央区警固1-15-53
エリーナプラザ天神南 1F
TEL 092-736-6112
"気分転換"。そこに求めるものは人によって様々です。
例えば、映画鑑賞、ドライブ、買い物に部屋の掃除等など。自分の趣味や興味、そしてそれぞれの置かれた環境の中から、私たちはその時の気分でたくさんの方法を手探りしながら"気分転換"をしているのだと思います。
今まで考えた事もなかったのですが、さて、自分自身にとっての"気分転換"とはなんだろう?と、ぶつけてみた時。ふと浮かんだのが"音"だったり"音楽"なのかなって。正確ににいえば"音楽"から生まれる何かで、気分転換してるんだろうなと思います。
だから「気分転換するぞ」と思い立って、"音"や"音楽"を聴く事は僕はありません。どちらかといえば"音"や"音楽"のある場所に自然と足を運んでいるという感じです。趣味でライブやクラブイベントなどにも参加してるのですが、あの音と空間と人が交じり合った何とも言えない空気感が好きなのです。気持ちが高揚し、時には安心感を与えてくれます。

そして、"音楽"を通してたくさんの出会いがあるのも魅力のひとつです。
まったく共通点のなかった人達が、ただ"音楽"というひとつのキーワードで集まり、出会い言葉少なくでも一緒になって楽しめる。そこには非日常の空間があって、それは"音楽"無しでは成し得えない。だから自分の中では意識しなくても常にあるものなのだと思います。
じゃあ、そんな自分になったのって何がきっかけだったのだろう?って振り返ってみたときに。話は10代の頃まで遡ります。
10代の頃から音楽が好きで、イベントにはよく足を運んでいました。けれど、その頃は今ほど高揚や落ち着ちつきを感じていたわけではなく、"気分転換"とは少し遠いところにあったように思います。
それから、自分を含め古くからの友人達も働きだし、それぞれが忙しくなると、だんだん顔を合わせる機会がなくなり、また誰かと新しく知り合う事すらも少なくなってきて...。(そんな時期って、きっと誰にでもありますよね?)
そんなときイベントで度々見かける顔が、いつの間にか増えて、話すようになって、今では一緒に飲みに行くような仲にまでなっていきました。共通の趣味である"音楽"で繋がった友人たちは、古くからの友人とはまた違った感じで、知り合うはずのない同士が出会うっていう一種「運命めいた必然の出会い」が自分をすごく刺激してくれています。
――だからこの歳になっても何かあると足を運ぶんでしょうね。またいつもの顔を見に、そして新たな繋がりを求めて。
こうやって"音楽"から繋がる「何か」に癒され刺激をもらい、また次の日の活力にしてるんだろうなぁ。
なんて思ってるこんな時でも、お店で"音楽"がかかっていて、「この曲かっこいいですね。何て曲ですか?」って風に会話が生まれて、話し込むうちに、人と人がまた繋がりを広げてる。
"音楽で繋がる"。みんなも「何かで繋がる」って事で気分転換してる人っているのかなと思います。きっとみんなにもそれぞれにあるんだろうな。
From:中川 直樹
洋書や古い写真を収集されている吉嗣さん。
古いものから刺激されて生まれてくる新しさって、どんなものだと思いますか?
To:吉嗣 直恭[YIELD] → 次回のコラムを読む